アクリル板の端面から光を入れると、入光の反対側に光が出てしまいますが(光ファイバーなど)、板の表面に加工を施すことで、その加工部に光が当たり、光を加工面の反対側に出光させることができます。その原理を利用したものが導光板です。
導光板には種々ありますが、弊社では、レーザー導光板と印刷導光板の加工を得意としております。
アクリルの表面にレーザー光にてV字状の溝を加工し、かつラインのピッチ間を変えること(パターン設計)により板一面を均一に光を出光させることができます。
試作時のパターン設計が容易にでき、試作サンプルを短納期で制作することが可能です。
またパターン設計を随時変更することができます。
発光の様子を動画でご覧いただけます。
画像の上にマウスの乗せると、光った状態がご覧いただけます。
アクリル板にドット印刷をすることで、板一面を均一に光を出光させるものです。
量産性に優れ加工時間も短く、量産の場合レーザーに比べ安価でできます。
ただし、発光のパターンをつくるのに時間を必要としますので、試作段階では多少時間が掛かり、コストもレーザーに比べ、割高となります。
主に導光板の製作でアクリル板にレーザー加工を使用します。
アクリルの表面加工以外にも、アクリルのカット加工や、布、紙などにレーザーを当てて、模様をつけることができます。
透明なアクリル板の貼り合わせは、接着ムラや気泡が目立ちやすく難しい加工でした。
弊社では特殊な処理をして、アクリルの透明接着加工(アクリル積層)を実現しました。弊社のUV印刷と組み合わせて、奥行き感があるアクリルの印刷が可能です。