弊社ではプラスチックと呼ばれている樹脂を用いて、切断・穴あけ・曲げ・接着等の加工を行い製品を作っています。
プラスチックと言っても何種類もあり、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂に分類されます。
その中でも弊社が主に使用している材料がアクリル、ペット、塩ビの3点となります。
お客様の用途、目的を教えていただければ、経験豊富なスタッフが最適な材料をご提案させていただきます。
透明度 | 板の厚み | 色の種類 | 対衝撃性 | 耐熱性 | アクリル | 標高 | 安定/バラ | 多い | 弱 | 強 |
---|---|---|---|---|---|
ペット | 高 | 安定 | 極少 | 強 | 弱 |
塩ビ | 低 | 安定 | 多い | 強 | 弱 |
※3種の材料の比較となります。また、弊社比であり、必ずしも上記の違いを保証する物ではありません。
アクリル(メタクリル樹脂:PMMA)
弊社が製作するディスプレイツールだけではなく、看板や照明カバー、水槽などもアクリルで作られています。
アクリルは製造工程の違いで大まかに2種類に分類され『押出板』と『キャスト板』があります。
- 押出板:
- 溶かした原料を押出機よりシート状に押し出し、規格サイズにカットして板を製造。
- キャスト板:
- ガラス平板で枠を作り、その枠内に溶かした原料を流し込む。ガラス板を上から押さえ込み、板を製造。
※押し出し、延ばされる物と、押し固められる物では原料自体の密度(分子量)自体が違うため、製造法の違いから名称が違うだけでなく、性質も違ってきます。
【共通性質】
長所 | 透明性が高い 対候性が良い |
---|---|
短所 | 対衝撃性が低い 燃焼性が高い(炎など着火物を直接当てた場合 熱をかけた部分に対して、一部の有機溶剤でクラック(ひび割れ)が発生する |
ペット(ポリエチレンテレフタレート:PET)
飲料容器のペットボトルや衣料フリースの原料などに使用されており、弊社ではアクリルの補助的な部分で主に使用しています。
ペットは純粋な原料から作られる『Gペット』と再生原料より作られる『Aペット』に分類され、性質も違ってきます。
【共通性質】
長所 | 透明度が高い(アクリルに次いで) 対候性が良い 対衝撃性が高い |
---|---|
短所 | 熱に弱い 表面硬度が低い(傷つきやすい) |